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PARA×CARI!
ホウガ。運営同人系ブログ。 おにまに注意!本館parano×caricatureと連動したりしなかったり取り敢えず更新は気まぐれです。 同人という単語が解らない方、嫌いな方は回れ右!
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・・・・うん、あれだ。
ちょっといま凄い嬉しい。(文章矛盾は気にしないー聞こえないィいぃいいいいいいぃいいぃい!)


追記の仕方分かった。


・・・どうせ機械音痴よ!悪かったわねお馬鹿さんっ!!←





そんなこんなで追記、結構前に書いた短文。
【恋麗 コヒウララ】












咲く姿も麗らかに、散る姿も麗らかに。
だから、この花の名は、咲麗。――桜。













「桜。・・・うふ、もうそんな季節なのですね」

こくりと甘い甘い美酒を呑み呑み少年は言った。
薄く頬を染めて、それは女のかんばせさながらに艶やかであった。

「だな。はは、お前とこうして花群で酒が呑めるのは後幾年かな、拳螺」
「さあ、・・・そんな縁起の悪いこと、仰らないで下さいな」
「悪いな、」
「くすくすくすくす、」



黒髪を花群に靡かせ、少年は二人きゃらきゃらと楽しげに笑んだ。

花が散る、散る。

ひららかにうららかに。

散る散る。花。











ちくちく。

ちくちく。

「兄ィ。」
「何ぞや」
「出掛けてエんだけど」
「・・・黙れ。俺は貴様の為にこんな事をしていると云うからに」

宛ら極上の絹を纏ったかの様な白銀の髪の少年は、癖の強い黒髪の少年を振り返った。

その手には真っ黒なぼろぼろの着物と針が握られていた。

「・・・や、俺がやるし。兄ィは他の・・・」
「出掛けたくなる程の娼妓が居れば其処に言っている。このたわけ」
「・・・・・・・・・。」
「うちの囲いの”金猫銀猫”らは開帳以外に取り柄も無い。話相手にもならん。して・・・相手が面倒でな、」
「おおい、」
「は、は。あいつらの相手は御免被る。言葉が違う。景色が違う。次元が違う。」
「俺ァあいつらン事ォ嫌いじゃアねエですが、」
「なれば貴様が相手して来い。はは、よかったな。これで出掛けられるぞ?堂々と、」
「え、ぁ、う。」
「ほら、行ってこい。これ、土産には充分だろう」

白銀は黒に何かの包みを渡した。

「兄ィ!端っからそれを・・・!」
「ははは。引っ掛かる貴様が馬鹿なんだよ、黒虎」



快活に片方は笑い、片方は苦笑いの膨れ面。

花が散る、散る。

ひららかにうららかに。

散る散る。花。












童女と幼女。

・・・にしか見えない二人の男は稚児ではない。

しかしまるで稚児の様に髪を可愛らしく桃割れに、手には各々毬などを持って遊んでいる。

白痴の美。まさにそれであった。

無垢で無いのに無垢なふりをして。

老獪の癖に、あどけなく振舞って。

「にゃはは、」
「ぅゆ、ゆ、」

毬が跳ねる。
遅れ髪がさらさら靡く。

きらきら、きららら、




二人の子供は跳ね回る。

余所行きの着物を乱して、白の足袋を砂に塗れて。

花が散る、散る。

ひららかにうららかに。

散る散る。花。














桜。桜が今日も咲く。

咲く様麗らかに、咲き麗。

真庭の春は、今が盛り。


・FIn・









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